薬、薬も、ほれ薬。(移動編)
呂蒙殿といい、その後に来た太史慈殿といい・・・・・やはり先ほど一服持ったあの薬のせいでしょうか・・・・
でも、何故私には効かないのでしょうか・・・・・?
それが一つの謎ですね。
でも、ずっとこうして食堂にいるわけには行きませんね・・・・
あと少しすれば他の方々もいらっしゃってしまうでしょう。
やはり・・・ここは一つ・・・・
「甘寧殿」
「へ?」
あぁ・・・そんな、魚の尻尾だけ口から出してもぎゅもぎゅと口を動かすこの動作・・・・
なんて可愛らしいのでしょう・・・・!!!
「私の部屋に面白い物があるのですがいらっしゃいませんか?」
気を取り直して・・・おっほん。拉致るのみです。
「面白いもの?」
あぁあ〜〜!!そんな・・そんな・・・・首を傾げないでください!!
今この場で襲いたくなるではありませんか!!!
「ん〜・・・・・(考え中)」
「来るのでしたら、今日の軍義、稽古其の他諸々お休みにして差し上げましょう」
「本当か!?」
「ええ。でも来るのでしたら・・ですよ?」
甘寧殿はサボりたがり屋ですからね。にっこり。
「行く行く!!!ちょっと待ってろ!!今、これ腹に収めちまうから!!」
「早くしなければ、私はもう・・・行ってしまいますよぉ〜〜」
「ああ〜〜〜!!待ってくれってば!!!」
ああ・・・・なんて可愛らしいのでしょう?
ふふ・・・・・ふふふ・・・ふふふふふふふふふふふふ・・・・・・・・さーて、部屋に行って何をしましょうかね・・・?
甘寧さん、食堂から陸孫さんのお部屋へ移動☆