薬、薬も、ほれ 薬。






はい。こんにちわ。呉国策士家の陸孫こと陸白言です。
今日は、昨晩からこもってとあるものを作ってるのです。
え?何を作ってるかって?
フフフ・・・それは、秘密ですv
さて、そろそろお腹がすいて来ましたね。
おや、もう朝餉(あさげ)の時間ではない ですか。
これをもって食堂に行かなくては。
今日の当番は我が愛しの興覇です!
これを見逃す手は無いでしょう!!!
興覇の手料理が食べれるなんてそうそうない機会なんですから!!!
それに、今回はこれもあるのですからv
早く行かなくては盛る機 会がなくなってしまいます!
そうなれば、言うが速し!!!(違います)
急ぎましょう!!




□■□■□■□■




食堂にて。




「おい、陸孫。早く来たなら手伝ってく れよ」
「ええ。分かってますよ。これを運べばい いんですね?」
「それと、これを向こうに運んでくれや」

あぁ・・・・なんか新婚さんいらっしゃい の会話みたいですね・・・vv(至福)




『白言・・・料理?それとも風呂ォ・・・ か?それとも・・・・『勿論、貴方を最初にいただきますよ。興 覇・・・』
『・・・白言』
『興覇・・・』

(注:上記2つはまったく違います)





はぁ・・・なんて甘味な会話なんでしょうか・・・v
なんか、こう・・・・胸がきゅぅ〜って締 め付けられるといいます か・・ほんわかするような感じといいますか・・・・・・はぁ〜・・・v(艶やかなため息)



「おい、陸孫?」

っは!!

「どうかしたのか?」
「いえいえ。何でもありません。大丈夫で すよv」

いけないけない。私としたことが、少し夢の世界へ行っていたようですね。

「具合でも悪いのか?」
「大丈夫ですって。ただ、ちょっと昨日徹夜をしてしまいまして。でも、心配するほどのことではありませんv」
そんなに、トリップしてたのでしょうか ね?

「なら、いいんだがよ・・・あんまし、無理すんじゃねーぞ?今、戦が無 いからって気を抜いてたら本番って時に体がついていかねーぞ?」

ほ・本番!!?ついていかないって!!?

「い・いえ!!!そのときはこの陸白言!!!謹んで頑張らせてもらいます!!!!!!」
(違うって)

「そうか?ま、頑張ってくれりゃー俺はいいんだけどよ」

そんな・・頑張ってくれだなんて・・・・ 何を言うんですか、興覇vvv(だから違うって)

と、私の本来の目的を忘れるところでし た。
では、まず怪しまれないようにご飯を皆さん椀にもって行きましょう。

「甘寧殿の椀は・・・・あ、これですね」
卓の上に並べられている椀と皿。その中で もひときわ大きいのが興覇のも のですv
え?何で知ってるかって?それは、貴方、 私が一緒に買いに行ったからに 決まってるじゃないですかvv(キャv)

「あ、俺には大盛りにしてくれよな♪」
「分かってますってv」

大盛りどころか、特盛りにしてあげますv

そして・・・・・フフフフフフフ・・・・・これを・・・・フフフフフフフフフフフ・・・
・・・・サラサラサラ〜・・・・とね☆
よし!これで準備は完了です!
あとは、食べるときにタイミングよく話し(こちらを見るように仕向けながらいればいいのですから!!!!!
・・・あ、でも、今やってしまったほうが安全ですよね
だって、今は私と興覇の2人っきりですものvvvvv
そうとなれば!

「甘寧殿!!」
「んぁ?」
「これ、今食べてみてもらえませんか・・・?」

と、差し出したのは興覇の席にあったご飯。

「なんで?みんなが着てからでいいじゃねーか」
それじゃ、危険だからいってるんじゃないですか!!!



何で分かってくれないのですかッ!!?
(だから分からないって)




「ま、いいけどよ。ちょうど腹も減ってるし」

やったv

「さ、そうと決まれば食べてくださいvv」
「じゃ、早速♪」

そう言うと興覇は椀に持ったご飯を見る見るうちに平らげていきます。
相変わらず、いい食べっぷりですねv
そんなところもかわいいのですがv
さて・・・・・・見事に全部食べたところで・・・・ククク・・・

「か〜んね〜いぃ殿〜〜(ハート)vvvvv」
「ん?(もぎゅもぎゅ)」

こっちを見ましたね・・・・・?


さあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜私に惚れるのです!!


「どうしたんだ?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぇ?

「か・・・甘寧・・・殿・・・・?」
「だから、何なんだ?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・き・・・・効いていない!!?
そんな馬鹿な!!?

「む・胸とか苦しいような感じになっていませんか!?」
「へ・・?胸・・・?・・・(胸に手を当て)・・・ん〜?・・・・・・別に?」



そ・・・・・・そんなぁあああ あああああ〜〜!!!!
                         あぁ〜あぁ〜あぁ〜・・・・・(えこー)(笑)

う・嘘です!!!絶対効いてるはず!!!!
あれだけ頑張って徹夜したのに、全部水の泡ですか!!?

「大丈夫か・・?顔が真っ青だぞ?」

あぁ〜・・・・・・私のマイラヴァ 〜〜〜・・・・・・!!!

「いえ・・・・だびぼうぶでず・・・・・(訳:大丈夫で す)・・・ぐ す・・・えっぐ・・・・・」

そんな・・・・・・『これさえ飲めば一目惚れ☆』じゃ、 なかったんですか〜〜〜!?!?!?(そんな書物が城にあるんですか?)
本の嘘つき〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! (もう、書物なんか読むものですかあ〜〜〜!!!)
陸孫、計画、撃沈に終わるの巻き。
















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